あまり難しく考えないで
こんにちは。むらき歯科医院のドクター大森です。
今日は僕がむらき歯科で虫歯予防の話をさせていただいている内容を簡単に話します。
前提としてどんなに高度な治療をする、綺麗な詰め物をするより虫歯を作らないようにすることの方が大切です。
主に虫歯は 宿主と歯(歯の強さ)、基質(砂糖)、微生物(虫歯菌)のバランスから成り立ちます。それぞれの状態が悪い部分が虫歯になってしまう訳です。
では、考え方を変えると。何か一つを改善していくと虫歯のリスクは減らせます。ここで提案したいのは、宿主と歯の部分(歯の強さ)です。
簡単です。フッ素濃度の高い歯磨き粉を使って、歯磨き後のうがいを控えてください。もしくは、うがい後にフッ素入のジェルを口腔内に塗布しましょう。
1.フロスは歯磨き前の方が効果的(フッ素が歯の間にも届きやすい。)
2.歯磨きは一日、2回から3回まで(虫歯に対してはこれ以上は大きな差は無い。)
3.歯磨きの時間は3分以内(よほど下手では無い限り差は無し。)
4.年齢にあったフッ素入歯磨剤の量を使う(子供ならおおよそ小豆から大豆程度まで、聞いてください。)
5.最後のうがいは1回を推奨(3回うがいをしたり、直後に飲食するとフッ素の効果が大幅に低下します。)
だいたいこんな感じです。特に4.5.は次の歯磨きから出来るので試してみて下さい。