こんにちは。総社市のむらき歯科医院、ドクターの大森です。

昨今、8020運動とともに、高齢者の歯の残存率が上がり続けています。昨年、予防歯科のセミナーに行かせていただいて、虫歯と歯周病の予防の勉強をしてきました。

ただ、大きくなって、成人してからの予防もある程度限界があります。その中で幼児期学童期にいかに将来の口の中を考えていくかが重要であると考えました。すでに該当する小児患者さんには親御さんも含めて虫歯の話をさせて頂いています。繰り返しお話をさせて頂いているかたもいらっしゃると思いますが、優しく耳を傾けていただけたらと思います。

8020達成者の8-9割程度は歯列がそろっていた時に歯並びかみ合わせが正常とのことです。すなわち永久歯列が作られる過程でいかに正しい歯並びを獲得するかが重要になってくると思います。

歯並びは唇と舌など周囲の筋肉のバランス、癖により形成されます。現代社会はお口にとっては過酷な環境です。便利すぎるがゆえに正しいお口の動きやトレーニングが行えていない方がみられます。まずそこの練習を一緒にしていけたらと思います。

参考に一つ、舌の位置は正しいですが？スポットと言われるところについて先が歯に触れないようにしましょう。